来院の方へ

ごあいさつ

このたび、医院を継承することになりました。

私は中学２年生までは目黒区東が丘で過ごし、その後、高校を卒業するまでは目黒区大岡山で過ごしました。都立大学駅は東が丘・大岡山の中間地点にあり、最寄り駅の一つとしてよく利用していました。親しみのあるこの場所で仕事ができることをうれしく思います。

　大学を卒業後は、相模原市を中心に様々な病院で勤務してまいりました。2015年からは2024年までは市中病院の耳鼻咽喉科責任者として、様々な疾患の診療のみならず後進の指導をさせていただきました。また、大学院時代は東洋医学を北里大学北里研究所病院漢方鍼灸治療センターで研鑽し、「木も見て森も見る」という経験が現在の診療にも活かされています。

『いの耳鼻咽喉科』は1994年に前院長の猪忠彦が開設して以来、子どもから高齢者まで幅広い年齢の多くの患者様に支えられてきました。この30年の間に医療技術や治療方法・検査機器などが進歩し、近年では医療のデジタル化も叫ばれています。しかし、診療を行っていく上での大切なことは変わらないと思います。前院長の「患者さんの求めに的確に応じること、地域医療に力を尽くすことを大切にしたい」という思いを大切にしつつ、デジタル化の良い点も取り入れてまいります。皆様の症状や不安・心配が少しでも軽減し、「受診してよかった」と思って頂けるように努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

いの耳鼻咽喉科 院長　
猪 健志